プロ野球は球場が一番

Jリーグの場合もプロ野球の場合も、テレビでの観戦よりも実際の球場や競技場での観戦の方がより迫力あるゲームとして楽しめます。Jリーグでは、選手が汗を飛ばしながら走り込んで行く瞬間などを目の当たりにすると、感激が一層高まります。ゴールの瞬間なども、興奮状態となり、身体に電気が走るような しびれさえも感じます。だから、Jリーグでも可能であれば競技場での観戦がおすすめなのです。しかし、プロサッカーはもともとは一点を競うゲームですから、点差が大量になると、観戦していても一種の冷めた状態になりがちです。

そこへ行くとプロ野球はかなり趣が違ってきます。もちろんプロ野球も点差が大きく広がると、しらけがちになりるのは確かですが、球場で応援しているとテレビとは異なり、どこかで追いつくのではないかというような期待が生まれるのです。カーンという打球音やチームが一体となった応援がなせる技と言えますが、外野フライがホームランになるのではないか、ショートゴロが内野安打になるのではないかといった感覚が生まれます。

サッカーと異なり、一点差勝負という世界ではないので、満塁ホームランで4点入るというようなイメージもあるからです。

それに、現実問題として、9点差を追いつき、ひっくり返したという試合もあるから、余計にそういう気持ちになるのでしょう。